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一 生 分 の 愛 し て る
久しぶり に で ー と に 誘われて 、
何ヶ月ぶり かも 分からない けど 、 キミ と 手 を 繋いで 、
街 を ひたすら ぶらぶら してた 。
それから 、
歩き 疲れた ところ で 行きつけ の カフェ に 行 って 、
少し 休憩 を 取る 。
そんな 何気 ない 休日 が 大好き だ 。
私 … るの の 恋人 、 ぷりちゃん は 、
普段 遠い 所 で 歌い手 活動 を している 。
だから 、 普段 は 会えない し 、
活動 が 忙しくて LINE でさえ 話す こと が できない 。
だからこそ 、
キミ の 笑顔 を 見る 度 、
声 を 聞く 度 、
胸 が 高鳴 っ て 、
どうしよう もない ほど の 幸福感 に 包まれ て 、
時 には 涙 を 零して しまう 。
狂おしい ほど 、 好き 。
本当 は 、
帰 っ てほしく ない 。
私 から 離れない で 欲しい 。
なんて 気持ち を 封じ込める よう に 、
注文 した ショ ー トケ ー キ を 頬張る 。
「 …… おいしい 、 」
くどすぎない 程度 の 濃厚 な クリ ー ム の 味 が 口の中 に 広が っ た 。
思わず 頬 が ゆるむ 私 を 、
ぷりちゃん が 我が子 を 見るよう な 目で 見つめて きた から 、
思わず む っ として 、
私 は ぷい と そ っ ぽ を 向く 。
pr 「 ? どしたん るの ? 」
ぷりちゃん は どうやら 無自覚 だ っ た らしい 。
不思議そう に 首 を 傾げて 聞いてくる 彼 を 、
私 は 横目 がち に 見つめた 。
「 べ っ つに 〜 ? 」
pr 「 なんなん 、 __(( 笑__ 」
…… なんとなく 気まずい 空気 に な っ てしま っ た 。
窓から 夕日 が 差し込む 。
( … もう 、 帰 っ ちゃう の かな 、 )
そう 思う と 、
視界 が わずか に ぼやけた 。
い っ そこと 、
私 が そ っ ちに 行けたら いいのに 。
でも 、 それ は できない 。
禁断 の 恋 とか いう やつ だから だ 。
バレたら 、 この 恋 は き っ と 終わる 。
… き っ と じゃない 、 絶対 に 。
そんな のは 嫌 だ 。
でも 、 キミ に 長い 時間 会えない のは
それはそれで 辛すぎる 。
… 恋 っ て 、 ほんと … キツい 、
ポロ ッ と 口 から 出てきて しまい そう な
弱音 を 塞ぎ込む よう に 、
多少 乱雑 な 手つき で 、
杭 の ように 握 っ た フォ ー ク を 苺 に 突き刺す 。
pr 「 おぉ … 、 」
そして そのまま 口 に 放り込んだ 。
噛み砕く と 口 の 中で 果汁 が 弾けた 。
おいしい … の だろう か 。
もやもや に 押し潰されて 味 が しない 。
もくもく と ケ ー キ を 食べ進めて いる と 、
pr 「 … なぁ 、 るの 」
ぷりちゃん が 、 私 に 話しかけて くれた 。
嬉しくて 今すぐ にでも 抱きつきたく なる 気持ち を 必死 に 抑えて 、
自然 な 様子 に 見える ように 首 を ひねる 。
「 何 ? 」
pr 「 目 、 瞑 っ て くれへん ? 」
唐突 に そんな こと を 言う から 、
逆 に 目 を 見開いて しまう 。
pr 「 いや 瞑れや __(( 笑__
何 開眼 しとんねん 」
「 るの 天然 だから ッ ☆ ( 」
pr 「 ええから はよ 目ぇ 閉じろ __(( 笑__ 」
「 ん … 、 」
何 される ん だ … 。
少し 不安 に 思い ながら
目 を 閉じる 。
「 ゎ ッ 、 」
指 に 、 冷たさ を 感じた 。
しかも … 固い 、 ?
怖い怖い ッッッッ (
ホント に 何 されて るの 私 !? ((
pr 「 … ん 、 もう 目 開けて ええよ 。 」
ぷりちゃん に そう 言われて
恐る恐る 目 を 開ける と … 、
「 … ぇ 、 」
指 には 、
夕焼け に 照ら され 淡く 輝く
リング が 付けられて いた 。
予想外 すぎて 、
思わず 彼 の 方へ 視線 を 送る と 、
顔 を 耳まで 紅く 染めた ぷりちゃん が 映 っ た 。
そんな 私 の 視線 に 気づいた のか 、
彼 は 顔を 背けた 。
pr 「 … 婚約指輪 、
ホント は も っ と ちゃんと した 時 に 渡そう と 思 っ た ん やけど … 、
今日 、 るの の 様子 おかしか っ た から 、
渡す なら 今 やと 思 っ て … 、 」
照れ隠し なの だろう 。
まるで 言い訳 を する ように 必死 に 言葉 を 並べる ぷりちゃん 。
心底 、 愛おしい と 思 っ た 。
「 ぷりちゃん っ ! 」
pr 「 ん ? 」
___ 愛してる ッ !
今まで どうや っ て 書いてた ん だろ ()