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絶念 #4
なんか、いつもより長くなったかもです!
いつか、桜日と白夜の立ち絵公開したいなとおもてます!桜日くんに関しては2ヶ月前から描こうと思ったのに、やる気がないです!
喋りすぎました!本編へどうぞ!
🌉「桜日!桜日が話せるならもっと過去のこと教えてもらってもいいか?嫌だったら言わなくてもいい。」
🌸「、、いいよ。話しておきたいと思ってたから。白夜に。」
私が7歳の時、お母さんが妊娠したと聞いた。今度は、お母さんの男友達との間の子供。
私は、お母さんが妊娠だと聞いて自殺しようとした。7歳だったけど、早く地獄のような生活から楽になりたかった。でも、しずくが生まれる少し前お母さんに言われた「桜日だけがお母さんの生きる希望だからね。桜日がいるから、お母さん生きていられるんだよ」と、その時のお母さんの顔は、心の底から笑っているようだった。その顔を見て、私はお母さんが笑顔でいて欲しい、だから私は生きよう。そう思った。
真冬の寒い夜。小さな女の子が生まれた。生まれた子は、お母さんが望んでいた女の子だった。名前は、『しずく』。私はお母さんがとても喜ぶと思っていた。でも、私が想像していた反応と違った。お母さんは、しずくを抱き抱えながら言っていた。
👩🏻🦰「子供なんて1人で十分なのよ!お前なんていらない!そうだ!この子がもう少し大きくなってから、消せばいいんだ。反応を見ながら、人を殺すのは、ストレス発散になる。こいつの反応をじっくりと見ながら、、ね?」
私は、それを聞いてしまった。だから、守らないとって。いつ消されるか分からないからずっとそばにいよう。そう誓った。
私の中で一つの疑問が生まれた。どうして、子供がいらないのに、堕ろさなかったんだろう。と。これは、私の推測でしかないが、多分お母さんは生理不順で気づかず、堕ろすに堕ろせなかったんだろう。そう思うことにした。
月日が経ち、しずくは4歳になった。どんなにお母さんに殴られても、辛い時でも、いつだって2人で、支え合ってきた。いつしか、この家で、唯一心の底から笑い合えるようになった。
12月23日。しずくの5歳の誕生日。事件は起こった。
私は、お母さんから頼まれていたお使いのついでに、こっそり誕生日プレゼントを買いに行った。お母さんもっと用事があると言っていたので、しずくに手を出すことは無いだろう。そう思っていた。でも、帰って目にしたのは、血まみれの、ぐしゃぐしゃになったしずくと、血まみれのカッターが落ちている。お母さんは笑顔だった。
💧「お、、ねぇ、ちゃん、、、」
🌸「あ、、ぁ、」
お母さんがこちらに気づいた。
👩🏻🦰「ごめんね。桜日。しずくは、稼げるほど可愛くないし、言うことも聞かない。だから、いらない。桜日はお母さんの言うことさえ聞いていればいいからね?分かった?桜日?後処理は頼んだわよ〜?あっ!後、今回の殺人は、桜日がやったってことにしときなさい?いいわね?」
私は、もう叫ぶ気力も、反論する気力もなく。お母さんが部屋を出ていったあと、冷たくなったしずくを抱えて静かに泣くことしかできなかった。
お母さんには笑っていて欲しいから、私は、生きたい。そう思っていたけど、しずくを殺されてから、分かんなくなった。自分はどうしたいんだろう、私に生きる希望なんてあるのかな。どうして、男が嫌いなのに妊娠するのか。お母さんのことも、全部わかんない。
"私って生きてていいのかな"
🌉「、、、」
🌸「そんなこと思いながら、なんとなく生きてみたけど、当然お母さんに逆らえることはなく、お母さんの命令にずっと従ってきた。命令に従わないといけなかったから、お母さんの気に食わない人を殺したことだってある。、、まぁ白夜にはこれくらいでいいか。」
🌉「、、クズだな」
🌸「え、?」
🌉「いらないからって!!気に食わないからってそんなことで!人を殺してもいい理由にも、人に殺させていい理由にはならない。そんなことで簡単に人を殺そうとするなんて。あー!腹立ってきた!」
🌸「そ、そう。」
🌉「よし!今日は早く寝て!明日に備えるぞ〜!」
🌸「わかった、、」
🌉「そこは、おーって言えよ!」
🌸「、、、おー?」
疲れた。明日から、また忙しくなる。私の休日〜T^T
誰か〜私にやる気をくれ〜m(_ _)mタノム
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