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泣き方
暇だったから書いた。
七夕ってあれじゃん、かい。。。。かいぶ。。。。。。。。。。。。。かいふ。。。。。かいぶ。。。。。。かいぶーーーーーーー。。。。。。。。。あーーなんだったけ。
↑怪文🤔
おばあちゃんが死んだ。
だから私は泣いた。
おばあちゃんの冷たい手に、自分の温度のある手を重ねて泣いた。
葬式が行われた。
私はそこでも泣いた。
大人はみんな私を同情の瞳で見た。
誰かが言った。「優しい子だね。」
私は少し嬉しかった。
もっと言われたかった。そのまま泣き続けた。
幼馴染の萩原が、そんな私を見て変な顔をしていた。
私はそのことに気づいていたけれど、知らないふりをした。
ペットの犬が死んだ。
だから泣いた。
潤いのない犬の毛を撫でて泣いた。
葬式が行われた。
私はそこでも泣いた。
お母さんが悲しそうな顔をして私の背中に手を添えた。
私は少し嬉しかった。
もっと優しくされたかった。そのまま泣き続けた。
教室で飼ってた金魚が死んだ。
あちこちから嗚咽が漏れていた。私は一番泣いた。
みんなが言った。「大丈夫?」
私は少し嬉しかった。そのまま泣き続けた。
萩原はやっぱり、変な顔をしていた。
そのことが気がかりだった。
私は放課後に聞いた。小学校から、家に帰っている時だった。
「なんでいっつも変な顔して私を見るの。」
萩原は真顔で答えた。「奈緒が誰のために泣いてるのか、わからん。」
今度は私が変な顔をした。
懐かしいな。
あんな時もあった。
でももう大丈夫。
私はもう泣ける、誰かのために。
萩原の葬式があった。
まだ20代なのに、ぽっくり逝ってしまった。
「あ、死ぬわ。」萩原の最後の言葉。萩原らしい言葉。
葬式で、私は泣いた。
萩原のために泣いた。
あの日のために泣いた。
胸が締め付けられるような思いだった。
苦しいと思った。
萩原死ぬの突然すぎてウケる。まあ大事なのは萩原の生き様じゃないから。
奈緒はなんか普通の子。普通でありたいと思うばかりに自分を見失いそうになるタイプ。まあ萩原が時々ばかほど刺さること言ってくるから👍
あと萩原は女だ!!!!!!!!!!!!!!!!!無口な少年をイメージするんじゃない!!!!!!!!!!!!!!!いや別にイメージしてもいいけど女だから。。。。。