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「 … ごめん 」
佐久間「 俺もごめん 、 ほっぺ痛いよね 」
佐久間「 あーやっぱ赤くなっちゃってる … 」
深澤「 佐久間も叩いちゃったのはあれだけど 、 」
深澤「 舘さんはもうああいうこと言っちゃダメ 、 ね? 」
「 … ごめん 、 」
佐久間「 腫れちゃうよね 、 ごめんほんと 、 顔大事なのに 、 」
「 気にしなくて良いよ 、 」
深澤「 んー 、 心配されちゃうしね 、 」
深澤「 とりあえずさ 、 佐久間は先みんなのとこ戻っててくれる? 」
深澤「 俺舘さん連れて氷だけもらってくるよ 」
佐久間「 うん 、 ありがと 、 」
深澤「 ほら元気出せって! どうせ舘さん泣きまくって目真っ赤に腫れてるし! わら 」
「 … どーせってなに 、 」
深澤「 いーからいーから! 」
深澤「 はい 、 氷もらってきたよん 」
深澤「 タオル挟んだ方がいいって言うけど 」
ふっかは自分のポケットからハンカチを取り出し 、 その上から頬に当ててくれる 。
「 … つめた 」
深澤「 冷たい? 一回離そっか? 」
「 だいじょぶ 」
深澤「 … なべは大丈夫だよ 」
深澤「 あいつのことだし! 」
ふっかが無理してるのは 、 わかった 。
それが俺のせいだってことも 、 わかってるのに 。
「 … うん 」
こんな返事しかできなかった 。