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僕の気持ちも分かってほしい。
読み切り小説。
「その人は僕と友達にすらさせてもらえないだろうし」
「僕たちが何かをするのも許してくれないと思う。」
「うまく行くはずがないんだよ。」
「僕かその人のどっちかを選ばなきゃいけないとしたら、」
「君は絶対その人を選ぶ。」
「間違いなく君はそうする。」
「だってみんなそうだったから」
「いつもそうなんだよ」
「絶対に僕じゃないんだ。」
「みんな僕じゃだめなんだ」
僕はいつも重荷を背負ってる。
不安感に邪魔されて、安心感を見つけられないんだ。
視線の先には天井を這う蜘蛛
僕が手に入れられるものは何もない。
生きるってなんだっけ?
僕だって変わりたいよ。人生の意味を与えてほしい。
僕の言うことなんて誰も気にしちゃくれない。
気づけば毎日が死ぬほど寂しくて、
もうこの世から消えてしまいたい。
そうすればみんな愛してくれるかもしれない。
なんて考えているとよく眠れるんだ。
僕って本当どうしようもないほど醜いね
ちっとも大丈夫なんかじゃないよ
多分僕は幸せになれないんだろうな。
雨に濡れた僕の体は、まるで血に濡れたみたいだ。
酒を浴びるほど飲めば、視界がどんどんぼやけてくる。
時には祈ったりもしてみるけど、
世界ってもんは僕が嫌いで仕方ないみたいだ。
本当はここにいたいのに。
人生上手く行かないな。
僕はいつも重荷を背負っている。
不安に押しつぶされて、不安を感じることができないんだ。
天井の蜘蛛を見つめる。
僕に得られるものはもう残っていない。
生きることに何の意味があるんだろう。
僕だって変わりたいんだ。
人生の意味を与えてほしい。
僕が何を言おうと気にかけてくれる人はいない。
こんなに寂しい毎日僕には耐えられないよ
もうこの世から消えてしまいたい。
そうすればみんな愛してくれるでしょ。
そんな考えが睡眠薬になってるんだ。
僕の中身はどうしようもないほど醜いね
ちっとも大丈夫なんかじゃないよ
多分このままずっと幸せになれないんだろうな。
僕に雨が打ち付け始めた。
体から血の匂いがしてるみたいだ。
酒を浴びるほど飲んで、少しずつぼやけてくる視界。
時に祈ったりもしてみるけど、
世界はどうも僕のことが気に入らないらしい。
本当はずっとここにいたいのにな。
世界が美しいだなんてただのきれいごとだ。
僕はいっつも重荷を背負ってるんだ。
不安感に襲われて、安心感を見つけられそうにない。
生きる意味って何だろう。
僕だって変わりたいんだよ。
生きることの意味を教えてほしい。
I gotta jet(もう行かないと)