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令嬢と月 2 出会い。
イェイ!!!!!!!(?)
#2
〜翌日〜
じいや「遥花お嬢様、着きましたよ。」
「もうついたのね。ありがとうじいや。」
校門の前まで車で行くのが当たり前なの。
〜1階廊下〜
未玖「あ、遥花〜。おはよ〜。」
「おはよう、未玖。」
未玖「眠いなぁ〜。」
「そんなに眠いの?」
たわいない会話をしていると、前から黄色い悲鳴がたくさんとんできた。
未玖「え〜朝からあれなの〜?うるさいなぁ〜。」
「未玖、あれって何?」
未玖「あれはねぇ〜、螢雪学院の王子様っていうグループで〜。」
「ふ〜ん。それで?」
未玖「女子からとても人気で〜。」
「うん。」
未玖「ファンクラブあって〜。」
「そうなの。」
未玖「あ〜つ、こっち来る〜。」
「はぁ、さっさと行こ。」
私たちはそのまま通り過ぎようとした。が、
あまりの人の多さに足止めを食らった。
「はぁ・・・、まわっていくしかないか。」
私達を、王子様の一人が見ていたのには気づかなかった。