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指で辿ってゴールまで行く迷路あるよね
瑞希「すっごいぐるぐるした迷路だねこれ」
杏「ゴールの目印とかないの?光ってたり」
彰人「それだと簡単すぎてクイックルワイパーだろ」
絵名「マジで意味わかんない何言ってんの?」
彰人「日本語初心者なんだ、俺」
冬弥「にしては結構喋れてるな」
司「なあこれ曲がり角でごっつんことかしないよな?」
寧々「少女漫画イベント…!?」
瑞希「角待ちはしてそう」
類「大丈夫だよ司くん無敵だし」
彰人「年中スター状態ですもんね」
絵名「最強すぎる」
杏「最恐かもしれない」
司「やっぱオレにはスターが似合うな」
寧々「虹色に光るけどね」
冬弥「ペガサス…!?」
瑞希「強すぎる」
類「じゃあここは瑞希先頭で行こうか」
瑞希「なんで???」
彰人「流れ的に司センパイだろ」
類「レディーファーストさ」
絵名「都合いい時だけレディーファースト使うとか…」
寧々「潰れればいいのに」
類「言い過ぎだよね絶対」
寧々「そんなことないよ、大丈夫だよ」
杏「それ励ます時に使う言葉だよね??」
冬弥「言い過ぎてなんてないよ、気のせいだよって事ですね」
寧々「うふふ」
彰人「つかそっちどういう状況ですか?まだ迷ってるんすか?」
司「迷ってるというか、ぶらぶら歩き回ってるというか…」
瑞希「矢印もヒントも何もないから無理ゲーすぎて寝てる」
絵名「おやすみ」
瑞希「すっやあ」
杏「絶対死ぬやつ」
寧々「結構余裕そう」
瑞希「いやまじで暗いから眠くなってくる、疲れてるし」
司「オレスター状態だからワンチャン光るんじゃないか…!?」
彰人「えっまじで??」
冬弥「すごいです!!」
絵名「光ったらもう怖い」
類「なんでもできるじゃん司くんさすがだよ結婚しませんか」
司「ごめんなさい」
杏「ちゃんと断られてて爆笑」
寧々「丁寧な断り方…これは本気だな…」
彰人「で?光りました?」
司「無理に決まってんだろ」
彰人「あんたが言い出したんだろうが」
司「スター状態つってもマリオみたいにピカピカキラキラするわけじゃなさそうだ」
瑞希「えーまじかー、金髪の部分とか光ったりしない?」
司「ハゲみたいになるだろやめてくれ」
杏「クリスマスツリーみたいになりそう」
絵名「あーてっぺんの星の部分ね」
寧々「私と司合体すればクリスマスツリーなるじゃん」
類「なにそれずるい」
瑞希「どこに嫉妬してんの??」
冬弥「思ったんですけど、」
冬弥「これ迷路の壁全部壊した方が早くないですか?」
彰人「え」
司「確かに…」
瑞希「めっちゃ忘れてたしんどい」
絵名「何してんのよ…」
類「もっと早く言えよ青色マン」
冬弥「パーポウって呼ぶぞ」
類「発音いいの腹立つ」
司「もう壊していいか?」
杏「わっくわくじゃないですか」
彰人「さすが破壊神」
絵名「てんまつかサイコパス…?」
司「久しぶりに聞いたなそれ」
寧々「結構気に入ってるしょ?」
司「不名誉すぎる無理だ」
冬弥「司先輩が全部薙ぎ倒してくれるんですか?」
司「ああまかせろ!!!!」
瑞希「これ伏せた方がいいやつ?」
杏「確実に死ぬから伏せた方がいいやつ」
絵名「即死でしょうね」
冬弥「リスポーン地点固定してないから気をつけないとですね」
彰人「マイクラかよ」
類「いけ!司くん!!!」
司「早く帰りたい帰らせろ」
寧々「お、壊した?」
杏「どうだった?どうなった?」
瑞希「とりま生きてるから余裕〜的な?」
絵名「ギャルじゃん」
類「生きてる…よかった…」
彰人「さっきまで敵バッサバッサやっつけてたのに…」
寧々「司に恐怖心抱いてんじゃないの???」
類「僕が司くんに抱いてるのは愛情だけだよ」
司「友情はないのか」
類「あるよたくさんいっぱい」
彰人「友達だと思ってたんすね…」
司「一応な」
類「えっ」
司「友達というか仲間というか」
類「好き」
瑞希「単純だねこのナス」
杏「詐欺とか騙されやすそう」
類「それ悪口??」
瑞希「実は悪口なんだよね…」
類「そっか…🥺😃😃」
彰人「あんま効いてなくて笑った」
絵名「最強すぎる」
寧々「最強ワンツーって呼んだりしようかなこれから」
司「それならまだマシ」
寧々「いや司と類のコンビ名があることに嫌悪感あるから無理」
司「なんだこいつ」
瑞希「あああった!!!!あれじゃない?!」
彰人「どした???」
杏「まって展開早い、なに??」
冬弥「急に見つけるのか暁山…」
瑞希「急に見つけちゃうんです暁山さんは…へへへ」
類「えうそ見つけたの?」
寧々「MVPすぎる」
司「やっぱ最初から薙ぎ倒しておけばよかったな」
絵名「や、最初から床抜けとけばよかったのよ」
類「後悔ばかりしてても仕方ない!さあ行こう!!」
司「そんなキャラだったか?お前」
彰人「少年漫画の主人公やめろ」
杏「今回少女漫画と少年漫画出てきてるの熱くない?」
瑞希「みんな漫画何読んでた?」
瑞希「ボクちゃお集めてた」
寧々「懐かしい」
彰人「俺コロコロ読んでた記憶ある」
冬弥「うーん漫画は特に…」
司「オレも読んでないな」
類「読んでないね」
彰人「まじかよ、全男子一度はコロコロ通ってると思ってたのに」
彰人「裏切られた」
寧々「ここで闇堕ちするんだなあ…」
杏「私も少女漫画は読んでなかったよ」
瑞希「絵名は!?絵名は読んでたよね!?!?」
絵名「私ジャンプ派だから…」
瑞希「おーーん!!!」
彰人「そうだ借りパクされたんだった」
絵名「何年も前のことだしもういいでしょ」
彰人「いいやまだ恨んでる」
司「心狭いな」
瑞希「もういいもんボクだけ先に脱出するもんね…」、
寧々「え結局出口ゲート見つかったの??」
類「マイセカイの入り口みたいなゲートが見えたよ」
杏「あれ可愛いよね」
絵名「じゃそこ入れば元のセカイに戻れるってこと??」
冬弥「だと思います、これで温泉とかに着いたら暴れます」
司「温泉で暴れたらダメだぞ冬弥」
冬弥「すみません!!」
彰人「温泉でも別にいいだろ戻って来れるなら」
冬弥「いや化け物が住み着いてる温泉」
彰人「ダメだな」
瑞希「はいるよー?はいっちゃうよー??」
類「どうなるか分からないから瑞希に先試してもらおうか」
瑞希「それは聞いてない」
瑞希「怖くなってきた」
杏「大丈夫だって!なんかあれば司先輩が助けてくれるから!!」
瑞希「トゥンク…ッ!」
絵名「天馬さん間に合わなかったらどうすんの?」
瑞希「まって」
寧々「そこはまーってまってまってでしょ」
司「そこじゃなくないか??」
冬弥「もう全員同時に入ります?」
彰人「そんな一気に入れんのか?」
類「カックカクになりそうだね」
杏「ゲームの世界じゃん」
寧々「ゲームだったりして」
司「ここマイセカイ…?」
瑞希「だとしたらかなり悪趣味」
絵名「マイセカイでそんな本格的な建物作れないでしょ」
冬弥「もう帰りたいので入っていいですか?」
彰人「気をつけろよ」
杏「行った?」
寧々「どうなった?」
類「帰ってきたよ」
彰人「まじかよ!!!!意外とあっさり…」
類「でもここどこ??」
司「宮女前だな」
瑞希「なあぜなあぜ…」
冬弥「イケメンすぎて注目浴びる前に退散しましょう」
絵名「自己肯定感高いね」
杏「えまじで帰ってきたの?もっとハプニング起きるかと思った」
司「もう充分巻き込まれたわ」
彰人「ドッグデイになったりしてましたね…」
瑞希「なんでネザーゲートからここ来たのに帰る時はマイセカイの扉なんだろうね」
類「そういえば僕血溜まりに突っ込んだんだった」
寧々「その状態で帰ってくるの最悪すぎる」
冬弥「親さんが可哀想」
司「猿と鬼ごっこもしたよな…まあまあ速かった」
杏「そうじゃん瑞希餌付けしてたじゃん」
瑞希「あいつ、今頃何してんだろうな…元気にやってっかな…」
司「瞬足の速さを改めて実感した」
冬弥「瞬足ってそんな速いんですね…」
杏「瑞希と司先輩が異常なだけ」
瑞希「シュンシュン動いちゃうよ〜〜!!」
瑞希「瞬足履いてれば雨も避けられるからね!!!」
類「さすがに嘘」
瑞希「ひどい」
絵名「というか、なんでこんな思い出に浸ってんのよ」
寧々「早く帰らないと」
司「確かにそうだな、咲希が心配する」
彰人「傷1つないのが1番怖いです」
類「これはそういうファッションなんだ!って言いながら家入れば許してくれるかな」
杏「無理だと思います」
冬弥「お土産話いっぱい聞かせてやろう」
寧々「さすがに頭パンクするよ」
司「そろそろ解散でいいか?」
瑞希「そうだね〜〜おつかれ〜」
絵名「LINEしてるだけなのにめっちゃ疲れた…ばいばい」
杏「なんであんな乱闘したのに息切れしてないの??」
彰人「ここにいると人じゃなくなるな」
類「今更だよ」
彰人「確かに……」