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1人のスナイパー 1ページ目
実銃紹介コーナー!
UMP
1950年代後半から1960年代にかけて、西ドイツ(当時)のH&K社は、同社のG3自動小銃を元にした短機関銃としてMP5を開発した。これは、1966年に同国の連邦国境警備隊に採用されたことを皮切りとして、同国の州警察でも多くが採用された。また、1977年のルフトハンザ航空181便ハイジャック事件で、連邦国境警備隊のGSG-9が突入作戦を成功させた際にMP5を使用していたことが喧伝されたことから、ドイツ国外の対テロ作戦部隊でも広く採用されるようになり、同種部隊の標準的兵器と呼ばれるまでになった。
しかし、このころ、アメリカ合衆国を中心としてMP5でも用いられていた9x19mmパラベラム弾について、ストッピングパワーの不足が懸念され、拳銃は.45ACP弾や.40S&W弾といった大口径化が志向されるようになっていた。H&K社でも、SOCOMの要請に応じて.45ACP弾を使用するH&K MARK 23を開発した。これと歩調をあわせて同規格の弾薬を使える短機関銃が求められるようになったことから、MP-2000などのノウハウを踏まえた大口径短機関銃として開発されたのがUMPである
H&K UMPはセレクターを切り替えることで単発/連射/2点バーストの3種類で射撃することが可能である。
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ある1人の少女 しらたまは愛銃のUniversale Maschinenpistole、通称UMPを腰に装備し、スナイパーライフルのPGM Hécate IIを背負って異国戦争の防衛ラインに足を運んだ。
---第二次防衛ライン---
『こちらしらたま、ただいまより、狙撃手として防衛。』
『了解』
『重武装を発見、只今より狙撃を開始する。』
『了解』
引き金をしらたまの白くほっそりとした細い指で手にかけ、一気に撃つ、12.7mm弾が敵の無防備な脳天を貫く。
『狙撃成功。』
淡々と言葉を発する。
16歳の少女のしらたまは、腕利きの狙撃手として徴兵され、そのまま世界最大の異国戦争に放り出された。
その際もらった狙撃銃がヘカートだったわけだ。
「さて、そろそろ私も仕事をしますか。」
仕事、と言うのは簡単、しらたまの腰に下げているUMPで敵兵を倒せばいいわけだ。
「っ!」
しらたまの自慢の俊敏力で前線に到着する。
「遅かったね、しらたま」
「ごめん」
今話しているのはしらたまの戦友であり、バディのゆきだまだ。
「ゆきだま、先に私が前線を押し上げる、その間にゆきだまはうらどりを、」
「任せて!」
「行くよ、、ワン、ツー、スリー!」
スリーの掛け声がかかった瞬間、しらたまは前線を押し上げる。
たたたたたた、たたたたたという軽快な射撃音が耳を刺す。
「|What on earth are you guys!!《なんだお前ら!!》」
「|I am a sniper who can speak English.《私は英語ができる狙撃手だ。》」
「|As a parting gift, I'm going to kill you.《置き土産に教えてやろう、私は今からお前を殺す。》」
たん、という射撃音とノオオオオオオオオオオ!という絶叫に包まれ、1人の外国兵は死んだ。
「ゆっくりおやすみ。」
しらたまがそういった刹那、外国兵の群れの奥から叫び声が聞こえる。
「やってるなーマシンガンナーゆきだま」
そう言ってしらたまは、撤退準備を始める。
『あー、あー、ゆきだま?きこえる?私先に撤退してるからよろしくー』
『おっけーー!』
通信中もマシンガンの音が聞こえ、通信の音が聞こえなかったしらたまであった。
--- 基地 ---
「ただいま戻りました、第二次防衛隊所属、しらたまです。」
「よし、通っていいぞ」
しらたまの自室に戻る。
「、、、、身長測ろ」
しらたまには2つのコンプレックスがある、まず一つは身長だ、現在しらたまの身長は140cm、低いのだ、とにかく、もう一つは何がとは言わないが、女の子には絶対あるあれが小さいのだ、こんな戦場で考える内容でもないが。
「ひゃ、141、、うう」
布団に戻る白玉であった。
この時はまだ、しらたまゆきだまペアに乗り越えられない困難が襲ってくるとは思っていなかった。
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NATO標準の重機関銃弾薬である.50BMG(12.7×99mm)を使用するボルトアクション対物ライフルで、約1,800m以上での射撃を想定して設計されている。2000年代前半までは、他のウルティマ・ラティオシリーズと共に、ベルギーのFN社ブランドで販売されていたが、現在はPGMプレシジョンの自社ブランドから販売されている。
ヘカートIIは他のPGM製ライフルと同様の金属製スケルトン構造を採用し、スケールアップが施されている。射撃精度を高めるため、前方に二脚、後方に一脚を装備し、これらは両方とも調整が可能である。銃床も調整式で、射手の体型に合わせることができる。
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