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君が嫌いな俺と俺を好きな君 4話
ないこ side
何で俺と関わろうとするのか、分からない
なんで…なんで…
俺と関わったら猫宮さんまで…って…
そもそも、大嫌いな人だから
?「…くん」
?「…くん」
?「どうしたの?ねぇ、ないくん!!」
ハッ
🍣「あ…りうら…」
🐤「どうしたの?」
🍣「考え事…」
🐤「…そっか」
🍣「りうらは何かあったの?」
🐤「…!」
🍣「何かあったね?」
🐤「…」
🍣「何があったの?言ってよ」
🐤「え…あの」
🍣「?」
りうら side
はぁ…ん?
ないくんだ…
🐤「ないくん〜」
🍣「…」
聞こえなかったかな?
🐤「ないくん」
🍣「…」
あれ?
🐤「ないくん」
🍣「…」
聞こえてない?
🐤「どうしたの?ねぇ、ないくん!!」
🍣「あ…りうら…」
やっと気づいた
🐤「どうしたの?」
🍣「考え事…」
🐤「…そっか」
🍣「りうらは何かあったの?」
🐤「…!」
🍣「何かあったね?」
🐤「…」
なんで…分かるの?
🍣「何があったの?言ってよ」
🐤「え…あの」
🍣「?」
ないくんには言えないよ…ないくんを傷つけるから
--- 学校にいる時 ---
🐤「あ!ないくん!」
🍣「りうら…(涙)」
🐤「あぁ…」
いふさんに話しかけられてんだ…
🍣、🤪がいなくなる
モ「ねぇ、りうら?」
🐤「何?」
モ「お前、あのピンクと知り合いなの?」
🐤「え?お兄ちゃんだよ」
モ「えぇあの校則違反と?」
🐤「っ!!何でそんなこと言うの?」
モ「あいつ嫌われ者だよ?しかも、ヤバい奴じゃん!」
モ2「ねぇ、みんな聞いた!?」
🐤ク「えー何?」
※🐤ク=りうらのクラスメイト
モ2「りうらくんね!あのピンクの弟なんだってー!!」
🐤ク「はぁ?あいつの?」
🐤ク2「えー」
🐤ク3「あんな奴の?」
🐤ク4「うわぁ」
🐤「え…?」
🐤ク「ボソッ…あんな奴の弟と関わらないほうがいいね」
🐤ク2、3「「ボソッ そうだね~」」
🐤「なんで…」
という感じで…
🍣「言ってよ…抱え込むのはやめてほしいな」
🐤「で…でも…」
🍣「…」
🐤「だって…ないくんに…言ったら…」
🍣「別にいいよ?俺は」
🐤「本当に…?」
🍣「りうらが1人で抱え込むよりかはマシかな」
🐤「…」
いいの?ないくんを傷つけるのは嫌だよ
🍣「りうら?」
🐤「家に帰ってからでいい?」
🍣「?いいけど…」
家
🍣「りうら…」
🐤「えっと…ね」
🍣「うん」
🐤「…」
やっぱり…言えないよ
🍣「どうしたの?」
🐤「え…っと」
🍣「ゆっくりでいいよ?」
🐤「うん…」
🍣「大丈夫?」
🐤「うん…」
🍣「…」
🐤「あの…さ、俺、学校、行きたくない…ないくんもさ、行かないほうが…いいのかなって」
🍣「そんなに…嫌なことがあった?」
🐤「えっと…」
事情を話す
🍣「…そっか」
🐤「っ!ごめん…傷つけちゃった…?」
🍣「りうらは謝らないでいいよ」
🐤「でも…」
🍣「大丈夫…」
本当に?絶対に無理してるよね?
りうらがなんとかしないと…
🍣「ごめん…俺のせいで…」
🐤「謝らないでよ…」
🍣「でも…りうらを巻き込んで傷つけちゃったのは俺のせいだよ?」
🐤「そんなことないよ…ごめんね」
🍣「りうら…」
🍣「ちょっと‥部屋に行ってくるね」
🐤「うん…」
バタン
やっぱり傷つけちゃったかな
ドアが閉まる寸前ないくんは辛そうな顔をしてた
どうしたら…
ないこ side
りうらまで、巻き込んでしまったな…
自分のせいなのに、弟まで巻き込んで傷つけちゃった…
🍣「…あ」
部屋に入ると、自分の机の上にあるペンケースが目に入る
そういえば、カッターが入っていたはず…
🍣「ちょっとだけ…」
自分の手首にカッターの刃を当てた
スーッ スーッ
手首を切っていると、辛さが自然と忘れられた
スーッ スーッ
流石にやり過ぎかな?
見つからないように包帯を巻き、袖で見えないようにしておこう…
リスカって意外といいな…
次の日
🤪「おっはよー」
🍣「…あ」
🤪「ないこどした?」
🍣「何でもないです」
🤪「ん?ないこ腕どうかしたん?」
🍣「え?あ…何もないです」
🤪「でも…包帯巻いてるで?」
モ「厨二病感出したいんでしょw」
モ2「いふくん!こんな奴と話しても無駄無駄ww」
🤪「え…?怪我したんやろ?」
🍣「べ、別に…してないs」
🤪「大丈夫!?」
🍣「え?は…?」
🤪「一応保健室に行こう!!」
🍣「してませんって!!」
🤪「じゃあ…包帯取ってみてよ」
🍣「え…やめてください!!」
🤪「切り傷?」
🍣「やめてください!」
🤪「ないこ…リスカした?」
🍣「して‥ません!」
🤪「今の間が怪しい」
🤪「何でそんな事するん?」
🍣「関係ないので…放っておいてください…」
ダッ
🤪「ないこ…」